広告

インクルーシブ教育入門【誰も排除されない社会の実現】

授業

f:id:nakahiyo:20190313192603j:plain

 

「インクルーシブ教育システム」って知っていますか?インクルーシブという考え方が浸透することで全ての人が過ごしやすい社会を作ることができます。インクルーシブの考え方を学校や職場で広めて過ごしやすい世界を作っていきましょう!

 

最近注目を集めている「インクルーシブ教育」

特別支援教育の手法として紹介されることが多いですが、実はこのインクルーシブの考え方を知ることで会社や学校の見方が大きく変わります。

 

障がい等で社会に困り感を抱えている方を助けるきっかけになるのはもちろんのこと、自分自身も生活しやすい社会を作るためにぜひ知っておきましょう。 

 

 

この記事について
・特別支援教育についての知識を広げることができます。
・インクルーシブ教育を理解することができます。
・インクルーシブ教育の実践を知ることができます。
 
 

 

 

 

 

スポンサードリンク

インクルーシブとは?

まずはインクルーシブという言葉の意味について理解していきましょう。

 

[形動]包含しているさま。含んでいるさま。包括的。

 

引用元:コトバンク 

 

 

包括とは、「ひっくるめて一つにまとめる」ということです。

 

すなわちインクルーシブな社会とは

 

「障がいの有無に関わらず、みんなが共に安心して不便なく生活できる社会」

 

という感じですね。

 

 

このイラストはインクルーシブ?

次のイラストがインクルーシブかどうかを考えていきましょう。

f:id:nakahiyo:20190319224027p:plain

これはインクルーシブなイラストでしょうか?

 

正解は・・・NOです。

 

先ほど述べたように「インクルーシブ」とは障がいの有無に関係なく不便でないという考え方です。

このイラストの場合、車いすに乗っている方にとって明らかに不便です。

足が不自由でなければ難なく登れる階段も、車いすの方には不便ではインクルーシブではありません。

このイラストをインクルーシブなものにするならみなさんならどうしますか?

 

たとえば「階段をスロープにする」「階段をエスカレーターにする」などの対応でインクルーシブなものになるのではないでしょうか。

 

 

では、次のイラストはどうでしょうか。

 

f:id:nakahiyo:20190319224530p:plain

この八百屋さんはインクルーシブな八百屋でしょうか?

 

もうわかりますよね?答えはNOです。

 

自分が車いすに乗っていたらこのお店に入りますか(入れますか)?

まず入り口が狭いため入店するのが困難です。

そして商品が高いところに重ねられて陳列されているため商品を落下させてしまう可能性が高いと言えるでしょう。

 

このように障がいの無い方にとっては何ともないようなことでも、障がいがあることを考えた時に何気ないことが障壁になってしまうのです。

 

この考え方はとても大切で、いかに障がいの無い人のことだけを考えて社会がデザインされているかが分かりますね。

 

障がいとは、その人が生まれ持った困難ではなく、社会を作る側の配慮の無さが生んだものと言っても過言ではありません。

 

これを無くしていくことこそがインクルーシブなのです。

 

 

スポンサードリンク

インクルーシブ教育とは?

インクルーシブな考え方をふまえて行われる教育のことをインクルーシブ教育と呼ばれています。

 

インクルーシブ教育(インクルーシブきょういく、英語Inclusive Education)とは、人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み[1]インクルージョン教育と呼ばれることもある。

 

引用元:インクルーシブ教育 – Wikipedia

 

ここで間違えないでほしいことは、障がい者を訓練することに力を入れすぎてはいけないということです。

 

特別支援教育を担当する方にありがちなのが、障がいを持っている子どもたちに訓練をしてしまいがちになるという間違った考え方です。

 

たしかに、障がいを克服しようとすることで社会に参加していくことは大切なことかもしれませんが、それよりも障がいを持たない周りの人々と共に生きていく力をつけてあげることがより大切なのです。

 

障がいを持たない人々と生きていくには何が重要だと思いますか?

 

3桁の掛け算を完璧にすることですか?

 

英単語を多くかけることですか?

 

ちがいます。

 

「周りの人に自分自身を知ってもらうこと」です。

 

掛け算よりも、英単語よりも大切なことは自分の障がいも含めて理解してもらうことが大切なのです!

自分の障がい(苦手なこと)を知ってもらうことで、助けてほしい時に「助けて」と声をあげることができますよね?

自分の住んでいる地域の人と交流があり、自分自身を知ってもらっているだけで自立への大きな一歩を踏み出すことができます。

 

これは、障がいのある者と障がいの無いものが共に学ぶことができないと達成しえない目標です。だからこそ、インクルーシブ教育は必要なのです。

 

インクルーシブ教育の実践例

実際にどのようなインクルーシブ教育があるのでしょうか。

具体的な実践例を見てみましょう。

 

ゴミ箱に色やイラストをつける

分別の必要な自治体が増えている中「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という文字が読めないLDの子どもや文字だけでは即座に判断するのが苦手な子どもに対して行う支援です。

燃えるゴミのゴミ箱に赤色、燃えないゴミのゴミ箱には青色のテープやイラストを大きくつけてあげることで、色による判断ができます。

これでかなり簡単に判別することができます。また、障がいのない人にとっても分かりやすいゴミ箱になります。

 

視界に入るところには何も置かない

学校や会社で授業や仕事をしているとき、視界の片隅に物があるとADHDなどの障がいがある人は気になってしまい落ち着きません。

これらの物を排除することで、集中力が増し作業効率に繋がります。

学校であれば、掲示物等は前ではなく後ろに掲示することで学級全体の落ち着きが増します。

 

 

まとめ

他にも様々な実践が日本中で存在します。

障がいも様々なため「コレが一番!」と言えるものはありませんが、インクルーシブという考え方を持つことで障がいの有無にかかわらず居心地の良い社会が作られることは間違いないでしょう。

是非学校や会社であなたなりのインクルーシブをすすめてみてください!!

スポンサードリンク

コメント