英語を勉強していると「人称」っていう言葉をよく聞くけど、いまいちよく分からない。。。
人称が分かっていないと英語表現は難しくなるよ!イメージをつかむと難しくないから、しっかり理解しておこう!!
英語を勉強すると必ず出てくる「人称」。人称を意識することが英語上達の近道と言っても過言ではありません。
人称をしっかりと理解して英語力アップにつなげていきましょう!!
人称とは
人称とは、簡単に言うと「名詞や代名詞の分類」です。
英語の名詞や代名詞は1人称・2人称・3人称の3つに分けることができ、この人称によって be動詞( is,am,are )や一般動詞のルールが変わってきます。
人称に合わせた適切な形で英語を使えるように、まずは英語の人称について理解していきましょう!
1人称
今回はこの男の子を ”自分” だと思って下さい。
「自分」を英語で表したいときは ” I “ を使いますね。
英語の1人称とはまさに「自分(話し手)」です。
つまり ” I “は1人称単数ということになります。
※単数=1人・1つ 複数=2つまたは2人以上
英語で人称を問われた時、自分(話し手)を含んでいる場合は全て1人称だと考えます。
自分を含んでいるとはどういうことか・・・
” I ” は自分だけを表すのでもちろん1人称です。
では、” we “はどうでしょうか。
” we “ は日本語にすると「私たち」ですね。
この「私たち」の中には自分と自分以外のだれかがいるので自分が含まれています。
つまり、 ” we “は1人称複数となるのです。
これと同様に ” Tom and I “などといった具体的な名前(固有名詞)が含まれている場合も、自分が含まれているので 1人称複数となります。
「自分を含んでいる=1人称」と考えれば難しくないでしょう!!
2人称
先ほど同様、青色の男の子が自分だと考えてください。
この場面では自分(青色の男の子)は話し手ですので ” I “ となります。
そして、話し手から見た緑色の男の子は「話し相手」となりますね。
「話し相手」を英語で表す場合は ” you “を使います。
この “you” こそが2人称です。
英語の2人称とは「話し相手(you)」で、話し相手を含んでいるものはすべて2人称となります。
“you”を日本語にすると「あなた・あなたたち」のどちらも表すことができるため、「あなた」の場合は2人称単数となり、「あなたたち」の場合は2人称複数となります。
「話し相手(you)を含んでいる=2人称」と覚えておきましょう!
3人称
先ほどと同じように青色の男の子は自分(1人称)、緑色の男の子は話し相手(2人称)と考えてください。そしてオレンジ色の枠外にいる人たちは2人の会話には参加していません。
このように、会話には参加していない人たちのことを3人称と呼びます。
たとえば、左上のテーブルにいる白い靴下を履いた女の子を英語では “she「彼女」”と表します。
また、右上にいる大きな携帯電話で話している男の子を“he「彼」”と表しますね。
すなわち、 “she”や“he”は3人称単数に分類されます。
では、左上のテーブルの女の子たちは英語でどうのように表すでしょうか。
正解は “they「彼女たち」” です。
この “they” ももちろん会話に参加していないので3人称になりますが、2人いるため3人称複数となります。
また、会話に参加していない誰かの名前(固有名詞 Ken, Tom, Maryなど)も3人称となることに注意してください!
「会話している人たち以外の人やものすべて=3人称」と覚えておくと分かりやすいです。
まとめ
人称について
・1人称=自分を含んでいる
・2人称=話し相手を含んでいる
・3人称=会話している人たち以外のすべて
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