教員と英語学習者のためのブログ べんブロ

当ブログ(べんブロ)では、元英語教員のババロアが「学校」「塾」「英語」を中心とした記事をアップしています。学校や塾では教えられない”暗記しない英語”をテーマに、英語学習者にとってタメになる記事多数。また、現役教員や教員を目指す方(教員採用試験)向けの記事も掲載しています。

「学校へのスマホ持ち込み禁止」が見直されます!小学校や中学校でもスマホの持ち込みが許可される時代に

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こんにちは、ババロアです。学生のスマホ所持率が上がってきた日本で、学校へのスマホ持ち込みが議論されています。

 

今年に入り、公立の小中学校の「学校へのスマホ持ち込み」が再検討されています。

 

令和元年度中に指針が発表されるようですが、学校にスマホを持ち込むことを歓迎する声もあれば、スマホの持ち込みを懸念する声など様々な意見が出ています。

 

「スマホ持ち込みに全面賛成!」とは言いにくい部分もありますが、概ね賛成の意見です。

 

本記事では「学校へのスマホ持ち込み」について深掘りしていきたいと思います。

 

 

現在、スマホを学校に持ってくるのは原則禁止

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「基本的にはスマホを学校に持ち込まないでね」が現状です!

現在は公立小中学校へのスマホ持ち込みは原則禁止されています。

 

これは文部科学省が2009年に「小学校と中学校は携帯電話やスマホの原則持ち込み禁止する」「高等学校は携帯電話やスマホを学校内で使用禁止する」と通知を出していることから、全国的な指針となっています。

 

実際出された通知を読みたい方は学校における携帯電話の取扱い等について(通知):文部科学省をご覧ください。

 

約10年前の通知ですが、今もこの通知をもとに学校は動いています。

 

小学生・中学生・高校生のスマホ所持率はかなり上がっています

「スマホを持っていない人の方が少ない」という時代になってきましたね。

小中高生ごとのスマホまたは携帯電話所持率をみてみましょう。

・小学生→55.5%

・中学生→66.7%

・高校生→97.1%

2017年度に実施した内閣府の調査によると、上記の結果となっています。

現在では更に上昇しているのは間違いないでしょう

 

小学生ですら2人に1人がスマホや携帯電話を持っている時代になりました。

2009年に通知された指針では現代の社会に適応できない、というのは明白ですね。

 

学校がスマホの持ち込みを禁止する理由

なぜ学校へのスマホ持ち込みが禁止されているのでしょうか?

学校へのスマホ持ち込みが禁止されている理由は以下の通りです。

携帯電話は、学校における教育活動に直接必要のない物であることから、小・中学校においては、学校への児童生徒の携帯電話の持込みについては、原則禁止とすべきであること。

引用:学校における携帯電話の取扱い等について(通知):文部科学省

 

簡単に言うと、「スマホや携帯電話は勉強に使わないから持ってきてはいけない!」ということです。

 

たしかに、携帯電話の時代は勉強に使用することは少なかったように思います(インターネットや携帯電話の性能も今に比べると劣っていたので)。

スマホを使って勉強する人も多くなってきましたよね!読書も出来るし・・・

インターネットを使えば簡単に調べることができたり、勉強用アプリも数多く存在します。

 

また、スタディサプリ などオンライン学習塾の登場により、スマホを利用して勉強する機会も多くなってきました。

 

「スマホや携帯電話は勉強に関係ない」と言い切ってしまうことができない現状があるのも事実ですね。

 

緊急時の対応に懸念の声があがっているのも見直しのキッカケとなりました

「緊急時に連絡手段があれば安心できる」という意見が多々ありました。

上記の「スマホ所持率の向上」以外にも、「緊急時の連絡手段」として利用したいという声から学校へのスマホ持ち込みが見直されることになりました。

大阪府は全国に先駆けてスマホや携帯電話の所持を一部解除しています!

現に大阪府では緊急時にスマホや携帯電話を使用する目的として、学校へのスマホ持ち込みを一部解除しています。

≫小中学校における携帯電話の取扱いに関するガイドライン(大阪府)

 

学校にスマホの持ち込みが許可された場合

批判的な声もありますが、学校にスマホの持ち込みが許可された場合、学校が大きく変化するでしょう。

スマホの持ち込みによって期待されることをまとめました。

・連絡手段として利用できる

・情報モラル教育の推進

上記のようなことを期待して、学校へのスマホ持ち込みが許可されるでしょう。

 

学校へのスマホ持ち込みに概ね賛成の私ですが、せっかく許可されるのであれば、もっと活用するしてみてはどうでしょうか?

スマホ持ち込みが許可されることによって期待する学校の変化をまとめました。

・出席確認をスマホで行う

→昇降口や教室に出席確認の機械を設置して、出席確認の負担を軽減

 

・学校からの連絡はスマホでチェック

→翌日の連絡など、欠席者への連絡をスマホで見れるようにすることで、欠席連絡の負担を軽減

 

・配布物はスマホでダウンロード

→配布物をすべてスマホで確認できるようにすることで、配布物を準備する負担の軽減&紙の節約

上記のように学校が変化することで、教員の多忙化も縮小されます。

 

現在の学校のIT環境ではかなり難しいですが、教員の働き方改革につながることを期待したいです!

 

学校にスマホの持ち込みが許可された際に懸念されること

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もちろん学校にスマホがあることで、懸念されることもあります。

教育困難校と呼ばれる学校に勤めていた経験から、学校へのスマホ持ち込みが許可されることによる懸念も当然あります。

・授業妨害

→授業を聞かずにスマホでゲームや音楽を聴く(または大音量で流す)

 

・スマホを持っていない子どもへのいじめ

→スマホを持っている=ステータスとなる可能性もあります。

 

・個人情報の流出

→「個人情報や写真、動画をSNSで流す」ことも高い確率で起こるでしょう。

上記の内容が主な懸念されるポイントです。

 

もちろん、他にもトラブルは起こってくるでしょうが、私たちが考えなければならないのは「スマホと共に生活する人生」です。

 

特に小学生~高校生は、「スマホなくしては生きていけない社会」が待っています。

 

「管理が大変になる」という理由だけではスマホの持ち込みを禁止する理由となるのは難しくなります。

 

保護者の管理が大前提のもと、学校へのスマホ持ち込みが許可される未来が待っているのは間違いありません。