教員と英語学習者のためのブログ べんブロ

当ブログ(べんブロ)では、元英語教員のババロアが「学校」「塾」「英語」を中心とした記事をアップしています。学校や塾では教えられない”暗記しない英語”をテーマに、英語学習者にとってタメになる記事多数。また、現役教員や教員を目指す方(教員採用試験)向けの記事も掲載しています。

学級崩壊を絶対にさせない!担任がすべき本気の取り組み【荒れた学校・学級を落ち着かせる方法】

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こんにちは、ババロアです!学級崩壊を起こしてしまっては、教員・子ども・保護者・地域、、、誰も幸せになりません。

 

「学級が崩壊してしまったらどうしよう。」と思いながらも、実際にどのように崩壊を防ぐか思い浮かびますか?

 

学級(または学校)の子どもたちが落ち着きが無くなってきて荒れ始めると、簡単には修正することができなくなり、他クラスや他学年にまで荒れが進んでいきます。

 

私自身「教育困難校」と呼ばれる学校で教員をしていました。

 

「文房具などの私物が盗まれる(破壊される)」ことが日常的に行われ、「器物破損」「対教師暴力」なども当然のように存在していました。

 

また、牛乳瓶が2階の窓からひっきりなしに投げ込まれるなんてことも週に1回はあり、「雨より牛乳瓶の方が降ってくる」という、とんでもない学校でした。

 

そんな学校で担任を3年間任され、学年主任も3年間させていただきました。

様々な取り組みを学年集団で行い、3年ほどで学校が落ち着きを取り戻したのですが、正直必死に「学校の荒れ」と戦っている時は毎日が苦痛でした。

 

ストレスから来る吐き気と戦いながら出勤し、8;30頃から朝の会に行くと、行きつく間もなく子どもたちと戦い(関り)、職員室に戻った時には16:00なんてことも日常茶飯事。

こんな辛い思いをする先生を一人でも減らしたいと思っています。 

私の取り組みがどの学校でも通用するかどうかは分かりませんが(子どもや地域の実態もあるので)、参考になれば嬉しいです。

 

この記事について
・学校の荒れと戦う方法を知ることができます。
・荒れに対する取り組みを知ることができます。
・荒れない方法を知ることができます。

 

 

学級崩壊の兆候に気づきましょう

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いじめ・暴力・器物破損など様々な形で子どもたちは崩壊していきます。

 

「気づいたころには手遅れ」ということも多々あり、そうなってしまっては簡単に落ち着くことはなく、取り組みも後手後手になってしまいます。

 

「崩壊(荒れ)」を防ぐために常にアンテナを張っておくべきことは、「子どもたちの言葉」です。

 

最初は落ち着いていた子どもたちも、次第に「どこまでいけば怒られるのか」を計算するために行動に移します。

 

その計算をするために使うのが「言葉」です。

特に荒れ始めは、友達同士で遊んでいる時の言葉が変わっていきます。

 

「人を馬鹿にする言葉」や「人を挑発する言葉」が徐々に増えていくのですが、この段階で教師が抑えることができないと、その言葉が行動になってくるのです。

 

「ここまでなら大丈夫なのか」と判断した子どもたちの行動は次第にエスカレートしていき、やがて注意されることへの抵抗も無くなっていきます。

 

そうなれば主導権は完全に子どもになり、あとはやりたい放題。

 

人を傷つけたり、誰かに迷惑をかけることが一番の楽しみとなり、学校全体が荒れていくことになります。

 

「荒れ」を防ぐためには、特に子どもたちの「言葉」にアンテナを張り、早め早めに対処するべきです。

 

学級崩壊や学校の荒れに「管理教育」では対応できない

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荒れが始まってから、子どもたちを「管理」しても逆効果です。

 

「荒れ」が始まると、教員は「管理」を強めようとします。

 

子どもの動きを制限したり、子どもたちとの取り組みに消極的になったりと、子どもたちと教師の距離を遠ざけるようになります。

 

しかし、「荒れ始めたから何かしなくては!」と子どもを管理しようとすると基本的には逆効果です。

 

子どもは管理から逃れようと、必死で抵抗を始め、「荒れ」は加速していきます。

 

結果的に子どもはもっと荒れ、教員や周りの子どもたちのしんどさは大きくなっていくでしょう。 

 

荒れていないからこそ「取り組み」が必要

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「荒れ」に対する取り組みを紹介する前に 知っておいて欲しいことがあります。

それは、「荒れていない時こそ取り組みを強めるべき」ということです。

 

正直、荒れが始まってから何かに取り組むのは本当に大変で、「何とかしよう」という教員の思いも伝わりません。

 

子どもたちが反発しているのだから、当然ですよね。

 

毎日多くの子どもたちから「死ね」と言われながらも、自分の思いを伝えたり、子どものために頑張るのは本当に大変なことです。

 

「自分の学校は荒れていないから」と何もしないのではなく、「荒れていない時」こそ取り組みを強化し、「荒れないようにするためには」を考えることが大切です。

 

学級崩壊を落ち着かせるための取り組み

色々な取り組みをしていても、どうしても学級や学校があれてしまう時があります。

私の勤務している学校も大変な荒れを経験しました。

そんな時、学級や学校を落ち着かせるための取り組みとして、どのようなことをしたのかを紹介したいと思います。

 

思いを伝え続ける取り組み

子どもが荒れ始めると、教師の思いが伝わりにくくなります。

だからこそ、「何としても伝えてやる!」と思い学級通信を書き始めました。

 

「子どもたちの良いところ」を中心に、個人名を出しながらひたすら褒め、そしてそこに自分の思いや考えを絡めた内容が主でした。

 

発行部数は年間100号ほど。

2,3日に1通の計算ですが、基本的に発行する曜日などは決めず、「自分が書きたい時に発行する」というスタンスで1年間書き続けました。

 

すると、徐々に徐々に私の考えが子どもに伝わり(保護者にも)、子どもが少しずつ落ち着いて話を聞くようになっていくのです、

 

学級通信を書くことは本当に大変で、時間もかかりますが、荒れに対してはある一定の効果があると言えるでしょう。

 

学年の連携を密にする

連携を密にするといっても、情報共有を密に行ったわけではありません。

 

連携を強めるために私が行った取り組みは「教員自身がお互いを知る」ということです。

 

学年集団がお互いを知ることで生徒への指導が強まります。

というのも、教員にはそれぞれの「こだわり」があり、「大切にしていること」があるので、まずは学年集団がお互いのこだわりを知る必要があると感じたからです。

 

服装指導に力を入れている先生がいるとします。

その先生を知る前は、「なぜそこまでこだわるのか」が分からず、同じ思いで指導することはできません。

 

しかし、その先生が「なぜ服装指導にこだわるのか」を知ることができれば、知る前に比べて連携して指導することができます。

 

もしかしたら、服装のせいでとてつもない損をしてきた人(逆に得をしてきた人)かもしれませんからね。

 

指導の連携を密にするには、教員同士がお互いを知ることから始めるのです!

 

教員こそ笑顔で過ごす

そして最後に最も重要なこと。それは「教員の笑顔」です。

教員が楽しそうに、笑顔を見せながら生活をしていると、子どもたちも笑顔になります。

 

しんどい時も、教員同士で笑顔を作るのです。

 

学校が荒れ始めると子どもも先生も笑顔が少なくなります。

そんな状況では、「荒れ」に立ち向かうことができません。

 

辛くても、お互いに励ましあいながら笑顔でいることで、学校全体が明るくなります。

まずは教員から。そんな思いが子どもたちにきっと伝わるはずです!!

 

学級崩壊や学校の荒れを自分一人で解決しようとしてはいけません

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様々な方がこの記事を読んでくれています。

もしかすると、学校の荒れに耐えられなくなってこのブログを除いてくださった方もいるかもしれません。

 

荒れに立ち向かうって大変ですよね。本当に本当にお疲れ様です。

 

素敵な学級(学校)を作るために、このブログが少しでも役立ってくれると私も嬉しいです!

 

一緒に頑張りましょう!!