こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。

教育実習で挨拶をするんだけど、緊張するし、どんな感じですればいいんだろう。
教育実習生は先生の卵と言えど、人前で自己紹介するのはドキドキしますよね。
とはいえ、印象が大きく左右される教育実習初日の挨拶。
先生や子供たちから好印象を抱いてもらうためにも、丁寧にするべきです。

どの先生も乗り越えてきた壁だから、大丈夫!
って言われても、やはり緊張するし、考えれば考えるほど悩んでしまいます。
ということで、本記事では「教育実習初日、好印象を与える挨拶」をテーマに書いていきたいと思います。
教育実習の挨拶を成功させる3つのポイント
教育実習の挨拶で良い印象を与えるには、3つのポイントが重要です。

笑わせたらいいの??
と考える人もいますが、自己紹介に「笑い」は必要ありません。

はじめまして!!!!見た目は先生、中身は大学生のババロアです!!!!

あの先生、なんか変。
こんな風になってしまっては、関係づくりに苦労してしまいます。
先生や子供に関わらず、良い印象を持ってもらうためのポイントを3つ紹介します。
教育実習の挨拶は見た目が大切
第一印象は「見た目」でほとんど決まってしまいます。

見た目で判断したらダメだよ!
と子どもたちに日々伝えているものの、人は「見た目」で判断します・。
というのも、人間が印象を決める時にメラビアンの法則という心理が働きます。
人の印象を決める情報の割合について研究をした結果、
視覚情報(見た目・服装・表情)…55%
聴覚情報(声のトーン・調子・速さ)…38%
言語情報(内容・方言)…7%
上記の割合で、人の印象が決められている結果が出ています。

視覚情報が55%!?「見た目」めちゃくちゃ大事じゃないですか!
だからこそ、良い印象を与えるには、まずは「見た目」を意識するのが重要なのです。
・服装はきちんとできているか
・明るい表情で挨拶できているか
・姿勢正しく挨拶できているか
挨拶の内容を考える前に、上記の「見た目」を考えることが第一です。
良い印象を与える第一歩として、まずは「見た目」を意識するようにしましょう!!

教育実習にオススメの服装

どんな服装がいいんだろう。
という悩みを、よく耳にします。
高級すぎずキレイめな服装が好印象を与えます。
ラフすぎないように注意しつつ、教育実習の服装を考えていきましょう。
急ぎで準備をする場合は、ネットショップがおすすめです。
カジュアルすぎない服装を心がけるように、服を準備しておきましょう。
声の大きさは、大きすぎず小さすぎず
声のボリュームによっても、相手の印象が変わります。

できるだけ大きな声で、部屋のすみずみまで声を届けるぞー!!!!!!!
声が小さいのはもちろんダメですが、声が大きすぎるのもダメです。
たしかに大きな声で挨拶をすれば、「元気」という印象は与えられるかもしれません。
しかし、挨拶で大切なのは、あなたを知ってもらうことです。

声は大きかったけど、なにを言っているのか分からなかった!
このようになってしまっては、せっかくの挨拶も台無しです。
部屋の大きさに合わせて、ちょうど良い大きさの声で挨拶をしましょう!
ダラダラ話さず、ポイントをおさえながら

私の名前はババロアです。年齢は22歳で、べんブロ大学の教育学部です。大学では、英語について研究しているのですが、これがまた楽しくて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。よろしくお願いします!!
話し始めると、どうしても長くなってしまいがちです。
というのも、人間は自分のことを話すのが好きな生き物だからです。

挨拶って、詳しくしっかりと伝えた方が良いんじゃないの?
このように考える方もいますが、大きな間違いです。
自分が思っているより、聞き手は話を聞いていません。
だからこそ、ダラダラした挨拶ではなく、内容がまとまった挨拶をする必要があるのです。
・基本的な情報(名前や教科など)を軸に挨拶を考える
・伝えるべき内容以上の内容は、ある程度抑えめにする
・ネガティブな部分は伝えない
上記のポイントを意識しながら、挨拶を考えると良いでしょう。
「えーっと」「あの~」と言葉がつまりやすい場合は、事前に挨拶の練習をし、スラスラと自己紹介できるようにしておくと相手に安心感を与えることができます。
良い印象を持ってもらうために、教育実習の挨拶を練習しておきましょう!
場面ごとに考える、教育実習の挨拶
教育実習で挨拶をする場面は、主に3つあります。
・職員室
・全校集会(放送)
・教室(朝の会など)
挨拶は長くても30秒~1分以内にまとめておくと、スムーズな自己紹介ができます。
それぞれの場面ごとに挨拶を考え、先生や子どもたちと良い関係を築けるようにしましょう!
職員室での挨拶
教育実習で一番はじめにする挨拶です。
・名前
・大学名&学部
・担当教科
・教育実習での意気込み
基本的には上記の4つを伝えるだけでOKです!

そうなの!?もっと話すべきかと思ってた!
教育実習初日の挨拶は、職員朝礼で行われるのが基本です。
朝のバタバタした時間ですので、できる限りスッキリした内容で挨拶をしましょう。

全体の挨拶が終わってから、時間を見て個人的に挨拶に行くのはOKです!
休み時間や放課後など、余裕のある時間帯で個人的に挨拶に行くことをおススメします。
最低でも所属学年の先生方には挨拶をしておくと、良いスタートがきれますよ!!
全校集会(放送)での挨拶
全校生徒に対して、挨拶をする学校もあります。
・名前
・年齢
・担当教科
・担当部活動
・「得意なこと」や「趣味」など、自分のことについて
この場面では「先生」として挨拶をします。
内容は上記のようなものでOKですが、先生という立場を忘れずに挨拶をしましょう。

学生時代は野球部に所属していました。そして、今でも選手としてプレイしています!
上記のように、子どもたちの生活とリンクする話だと、挨拶のあとに子どもたちから話しかけてくれるなんてこともあります。
あまり長くなってはダメですが、子どもたちの姿を意識して、挨拶を考えておくと良いでしょう!
教室での挨拶
子どもとの距離が一番近いのが「教室」です。
・名前
・担当教科
・担当部活動
・趣味や熱中していること
・目の前の子どもたちと同じ年齢のとき、どんなことをしていたか
・教育実習での意気込み
先ほどの「職員室」や「全体」に比べて、もう少しツッコんだ内容にしてもOKです。
すこし長めに挨拶をしても良いですが、どれだけの時間使っていいのかを確認しておくのも大切です。

もし時間に余裕があれば、質問コーナーなどを設けても盛り上がりますよ!
教室でも「先生」であることを忘れずに、楽しんで挨拶ができるように準備しておきましょう。
また、朝の会や終わりの会で自己紹介する場合が多いため、朝の会や終わりの会の進め方を事前に確認しておくと良いでしょう。

教育実習は挨拶から!職員室や教室で自己紹介をする3つのポイントまとめ
以上が教育実習の挨拶のポイントでした。
良い印象を与えるためにも、ポイントをおさえた挨拶の準備をしておきましょう。

とはいえ、挨拶は関係づくりの一歩目です!
良い印象を与えるメリットとして、
・関係性が作りやすくなる
といった、大きなメリットを得ることができます。
このメリットを生かしつつ、授業や関係づくりを楽しんでください。

えーと、、これは。。。

この先生、挨拶だけじゃん
となってしまっては、せっかくの挨拶も台無しに。
挨拶でホッとした後は、良い授業づくりをがんばりましょう!

Twitterでも情報発信中!

Twitterでも、
先生を応援する情報発信中!
・ブログのお知らせ
・最新の教育情報にもリアルタイムで発信
・何気ない、けど面白いツイートも…

ブログとはまた違った発信が楽しめるかも!

Twitterのフォローお待ちしております!