こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。

見た目で人を判断してはいけません。
学校では、容姿で人を判断してはいけないことをすすめられます。
しかし、人間は「見た目で人を判断してしまう生き物」なのです。

そうなの!?中身を見ろって何回も言われてきたけど。
もちろん、中身を見ることはとっても大切なことです。
一見恐そうな人でも実は優しかった、なんて経験もあるのではないでしょうか。
しかし、人は無意識レベルですが、見た目を重視しています。

じゃあ、みんなに良い印象を持ってもらうには、どうすれば良いんだろう?
本記事では「自分の印象を良くしていく方法」というテーマを深掘りしていきたいと思います。
お話する内容をふまえて、多くの人に良い印象を与えられるようにしていきましょう!



見た目を重視するのが人間の特徴です
初対面の方の印象を答えるとき、みなさんはどこに注目しますか?
・声のトーンや話し方
・話している内容
初対面の印象は、主に上記の3つから形成されます。

やっぱり見た目かな~。「話しやすそう」とか「話しかけにくい」の判断は見た目で判断することが多いので。
このように「見た目」で第一印象を決める人が圧倒的に多くいます。
これは「見た目で人を判断してはいけない」と分かっている人でも、「見た目」を重視して印象が決まります。
このように、人の印象を決める時に見た目を重視してしまう特徴をメラビアンの法則と言われています。

法則で決まっているの!?
メラビアンの法則とは?
メラビアンの法則について詳しく見ていきましょう。
上のグラフは、人が印象を決める時に重視する情報の割合です。
「7・38・55ルール」と呼ばれることもありますが、人は視覚情報に重きを置いて、印象を決めるということがわかります。

視覚情報ってことは…見た目を重視するってことだね。
人の印象は、半分以上の割合で「視覚からの情報」が決めているのです!
メラビアンの法則をもう少し詳しく
メラビアンの法則で示されている「視覚・聴覚・言語情報」について詳しくみていきましょう。
視覚情報 | 聴覚情報 | 言語情報 |
・見た目 ・表情 ・身振り手振り ・視線 | ・声のトーン ・話すスピード ・声の大きさ ・方言 ・口調 | ・言語そのものの意味 ・話している内容 |
上記の内容が、それぞれの情報の具体的な内容になります。

この中で印象を一番操作しているのが「視覚情報」の中身ということだね!
自己プロデュースは矛盾を無くすことから

視覚情報が大切だから、良い印象を持ってもらうために「見た目だけ」を重視すれば良いんだね!!
これは大きな間違いです。
メラビアンの法則で注意しなければならないのは、「印象は見た目がすべて」と解釈してしまうことです。

どういうこと!?見た目に気をつければ良いんじゃないの!?
もちろん良い印象を与えるために、「見た目」に意識をすることはとっても大切です。
半分以上の印象が視覚情報で決まってしまいますからね。
ただ、それだけではいけません。
本当に大切なことは「伝えたいこと・理想とする印象とのギャップを作らないことが大切」ということです。

ギャップってどういうこと?
【嬉しい話をしたいとき】
(視覚)満面の笑みで話をする
(聴覚)明るい声で話す
(言語)プラスの言葉を使う
このように、自分の与えたい印象に合わせて、それぞれの情報を操作していく必要があります。
このときに、それぞれの情報がバラバラの方向に進んでいると、話の伝わり方や印象が崩れてしまいます。
【嬉しい話をしたいとき】
(視覚)満面の笑みで話をする
(聴覚)明るい声で話す
(言語)マイナスの言葉を使う
上記の場合、視覚・聴覚情報と言語情報にギャップが生まれています。
たしかに「満面の笑み・明るい声」で話しているため、第一印象としては良い印象を持ってもらえますが、話を進めていくうちに印象が変わっていってしまいます。

マイナスの言葉ばっかり発せられたら、はじめは良い印象を持っていても、嫌な印象になっていきますよね。
このように、「視覚情報がOKだったら、印象はバッチリ!」というわけにはいかず、それぞれの情報の矛盾を埋めていくことが大切なのです。
とはいえ、「視覚情報」は人を判断する際に最も重視される情報です。
まずは視覚情報を整え、そこから矛盾を埋めていくようにしましょう!
メラビアンの法則を理解した自己プロデュース
メラビアンの法則を知り、意識することで、自分の印象を操作することが出来ます。
なりたい自分を想像して、相手に与える印象を操作していきましょう。

印象を操作っていうと、なんだか怖いイメージだけど、「良い感じの人だな~」と感じる人はみんな印象を操作しています。

まずは理想、そして見た目
見た目だけにこだわっていてはいけません。
まずは自分のなりたい自分を想像してください。
・明るい印象を持ってほしい
・クールな人間になりたい
・野蛮な人間だと思われたい(笑)
いろいろな理想があると思いますが、まずは自分が持ってほしい印象をイメージしてみましょう。
そして、それぞれにマッチした情報操作をしていけば良いのです。
たとえば「野蛮な人間だと思われたい」と思ったら、
このようにすれば、「野蛮な人」という印象を持ってもらうことができます。

野蛮っていうより…原始人じゃん!!
先ほども説明したように、「視覚情報」だけではいけません。
もちろん原始人 ヒゲ かつら セットをつけているので、第一印象としては「野蛮そう」と思ってもらえるかもしれませんが、それだけでは「野蛮な人」はどんどん印象が薄れてしまいます。
原始人の格好でも、小さな声で話されたら、野蛮な人ではなくなりますね。
印象を操作するためには、この間のギャップを埋めていくのが大切です。

情報を操作する練習が大切

一言に「情報を操作する」と言っても、どのように操作すれば良いんだろう?
情報を操作する方法として最も有効なのは「理想の人を研究する」ことです。
さきほど考えた「自分の理想」とマッチする(近しい)人をしっかりと見ていきましょう。
・どんな服装をしているのか
・どんな表情で話しているのか
・声のトーンや大きさはどのくらいなのか
・話している内容には、どんな情報が盛り込まれているのか
この辺をしっかりと研究・観察し、マネをしてください。

はじめはコピーかもしれませんが、そのうちオリジナルが出てきます!!
有名人でもOK、身近な人でもOK、まずは自分の理想を真似ることが大切です。
そのうちオリジナリティが出てきて、あなたの印象をガラッと変えることができます!
「自分の印象を良くする」まとめ
本記事の内容をおさらいしておきましょう。
・人の印象は「見た目」で決まる割合が多い
・ただし、「見た目」だけでは印象を操作するのは難しい
・「見た目」は重要だが、「話し方・内容」とのギャップを埋めることが大切
上記のことをしっかりと理解した上で、良い印象を与えらえる人になってくださいね!
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