
こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。
「メモの魔力」という本、私の考え方や働き方をを劇的に変えた1冊です。みなさんは「メモの魔力」という本を読んだことがありますか?
ビジネス書では有名な本なので、名前を聞いたことがある人も多いと思います。
メモの魔力の著者であるSHOWROOM代表の前田裕二さんが実践している、「メモを通した思考法」について書かれているこの本。
この本で紹介されている「メモ術」を身に着けることで、社会人としてレベルアップできるのは間違いありません。
私もこの「メモ術」を実線することで、さまざまな事柄からアイディアを手に入れることができました!
本記事では「メモの魔力」について深掘りして解説していきたいと思います。
「メモの魔力」の著者:前田裕二さんについて、ざっくりと解説します

まずはメモの魔力(メモ魔)について、ざっくりと分かりやすく解説したいと思います!
まずは「メモの魔力」の著者でSHOWROOM代表の前田裕二さんについて紹介します。
・1987年東京生まれ。10歳の兄がいる。
・幼くして両親を亡くす。生活のために、小学生のころからギターの弾き語りを始める。
・2010年早稲田大学政治経済学部卒業後、UBS証券株式会社に入社。
・2013年11月ライブストリーミングサービスSHOWROOMを立ち上げる。
・2017年『人生の勝算』を出版 / Amazonベストセラー1位を獲得。
・2018年『メモの魔力』を出版 / 発売1か月強で22万部を突破。

逆境を勝算に変える天才ですね!
テレビにもよく出演されていて、名前や顔を見たことのある人も多いでしょう。
あらゆるものを「抽象化」して、抽象化したものを「転用」していくのが、前田裕二のメモ術です。
「事実→抽象化→転用」この流れを頭の中に入れて、前田流メモ術について解説していきたいと思います。
あらゆることを「抽象化」して、「学び」につなげていきましょう

「抽象化」が重要な要素です!メモの魔力で紹介されている「メモ術」を解説していきます!
メモの魔力のメモ術は、「メモを残して、忘れないようにしよう」という備忘録をおすすめする本ではないということを理解して下さい。
前田裕二さんは、メモを取ることによって「日常」を「アイディア」に変えているのです。
「メモの魔力」で紹介されている、日常をアイディアに変える思考方法をまとめました。

ファクト(事実)→抽象化→転用の流れから、日常をアイディアに変えていきます!

「抽象化」から「転用」について具体的に説明します

ファクト(事実)→抽象化→転用と言われても、ピンときませんよね!具体的に解説します!
それでは、上記の事実→抽象化→転用について詳しくみていきましょう。
【ファクト(事実)】自分が実際に体験した事実や感情
【抽象化】事実から他に転用可能な要素を抜き出す
【転用】抽象化した内容をアクションに落とし込む

上記の流れが前田裕二さんのメモ術(思考法)です!
まだイメージがつきにくいと思うので、具体的に解説します。
【ファクト】町を歩いていたら、古めかしい建物の会社が目に入った。しかし、会社のロゴがおしゃれだったので、その前を通るたびに建物や会社が気になる。
【抽象化】建物や会社の中身がどうであれ、ロゴで心を動かせば、第一印象は良くなる。
【転用】会社の中身も大切だが、組織の顔となるもので心を動かせば、興味を持ってもらえる。

これは実際に私が体験したことをもとに【転用】をしました。イメージがわきましたか?
このように、生活の中からアイディアを生み出すには、とにかくファクトを大切にしなければなりません。
ファクトをどんどんストックすることによって、抽象化してアイディアを生み出すことが可能になるのです!
だからこそ、日ごろからファクトをメモに収集するのが大切なのです!
メモの魔力で「自己分析」こそが、人生における大きな財産になります

メモの魔力の最大の魅力は「自己分析」にあります!
ファクト→抽象化→転用
の流れを理解していただいたところで、メモの魔力の最大の魅力を紹介します。

著者の前田さんはメモの魔力の思考法によって自己分析を行い、就職活動において最強だったそうです!その数ノート30冊分!!
およそ1000問の質問に答えていったそうですが、その質問を一部紹介していきます。
・小学校時代、理想の職業は?
・中学校時代、一番大事にしていたことは?
・大学時代、空気を読むタイプだったか?読まないタイプだったか?
・人生で一番幸せな体験は?
これはほんの一部ですが、このような質問に1000問答えて自己分析を行うのです!!
実際にメモの魔力の巻末に「自分を知るための1000問」として掲載されています。

「自分を知るための1000問」すべての質問に、先ほどの「ファクト→抽象化→転用」を行うのですが、実際「かなり大変です!!!」。
1000問すべての質問に答えると、1000~2000時間は覚悟しなければなりません。
しかし、めっちゃくちゃ時間がかかっただけあって「自分のことをだれよりも理解する」ことができ、本当の意味での財産となります。

「小中学校のうちからメモの魔力流自己分析を行うことができれば、よりステキな進路が切り拓けたんだろうな~」と感じながら読み進めていました。
ぜひ早いうちから自分を知るための自己分析を行ってください。
「自分の強みを(弱みを)知る」ことで、それが「財産」となり、あなたの人生を豊かなものにしてくれます!!
自己分析について詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にして下さい。

メモの魔力を読んで、メモ魔になりましょう!

「メモの魔力」についてすこしは理解できましたか?
あなたの人生を「事実→抽象化→転用」で明るいものとしてくれます。
「やってみようかな!!」と思った方はぜひ、メモの魔力を読んで、実践してみてください。
あなたの人生に一本の強い軸が完成しますよ!!

