伝え方の技術だけでは相手に伝わらない!「伝える力」を高める思考法

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こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。

自分の考えが伝わらないと、もどかしい気持ちになりますよね。

 

私は「塾講師→学習塾運営→学校教員→教育ブロガー」と、人になにか伝える仕事をずっと続けてきました。

今でこそ「伝える力」がついてきたとは実感しますが、「伝わらないもどかしさ」に悩み苦しみながら仕事をしていた時期がありました。

本記事では、私が学んだ「伝える力」について深掘りしていきたいと思います。

「伝える力」を高める思考法

会議の風景

「話し方の技術をつければ相手に伝わる」というのは間違いです!

「自分の話を相手に伝えるために重要な思考法」は下記の2つです。

・相手に伝えるための技術は最低限でOK
・生きた言葉が人に伝わる
・自分をマーケティングすることが「伝える力」を高める

「話し方や伝え方の技術を向上させれば、話し相手に伝わる」というのは現実的ではない、とうことを理解しなければなりません。

「伝えたい」という思いから、話し方や伝え方の技術を高めようとしてしまいがちですが、伝わらないもどかしさが大きくなる一方です。

 

上記のポイントを理解して、「伝える力」を高める思考法を身に着けていきましょう。

 

相手に伝えるための技術は最低限でOK

「話し方の技術」をつけることだけを考えても、「伝える力」は高まりません。

もちろん最低限の話し方の技術を身に着けることで、相手に伝わりやすくなりますが、話の本質を伝えるには技術だけでは難しいと言えます。

・結論に向かって話を組み立てる
・話を具体化させる
・短くスッキリと伝える

話を伝える技術として、上記の3点だけ覚えておきましょう。

 

伝え方の技術についてより詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にしてください。

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生きた言葉が人に伝わる

「生きた言葉」こそが人に伝わります。

つまり、感情が備わっていない言葉を相手に伝えるのは至難の業です。

・だれが話をしているのか
・どんな思いで話をしているのか

話を聞く側は、上記のポイントを考慮して話を聞いています。

同じ内容を話していても、だれがどんな風に話しているかで印象が変わりますよね?

有名人と一般人が同じ話をしたときに、圧倒的に伝わりやすいのは「有名人」です。

あそこのタピオカめっちゃくちゃ美味しいよ~!!

これを渡辺直美さんが言ったら、一瞬で火が付きます。

そこには「伝える技術」は大きく関与せず、「だれが話しているか」が重要な要素になっています。

 

つまり、「伝える技術をつけるより、自分自身を高めること」を考えることこそが、伝える力を高める重要な考え方なのです。

 

自分をマーケティングすることが「伝える力」を高める

ノートにメモする

 

技術的な要素はあまり必要ではありません!あなたの価値を高めるのです!

相手に伝えたいならば、伝え方の技術を高めるよりも自分をマーケティングしましょう。

・自分の価値を理解する
・自分のキャラを徹底する
・実績を積み上げる

上記のポイントを実行することで、「伝わる力」が高まっていきます。

技術面は最低限でOKです!自分の価値を高まれば、「相手に伝わっている」と実感する機会が徐々に増えていくでしょう。

上手に話さなくても、「あなたが話しているから」と相手が思ってくれる状態を作るのです!

 

徹底的な自己分析で、自分を理解しましょう

自分の価値を理解することが、マーケティングのスタートラインです。

「自分」を知らない状態で、自分をマーケティングすることはできません。

・自分がどんな人間なのかを理解する
・自分だけの価値を分析する

まずは上記2点をしっかりと分析しましょう。

 

自分が自分のことを知ることが、自分をマーケティングする第一歩です。

自分の価値を理解することで、「どのように自分を売り込んでいくか」をマーケティングすることが可能になります。

 

自己分析の手法についてはコチラの記事でも紹介しています。参考にして下さい。

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キャラ設定を明確にする

自分という存在が分かったら、キャラ設定を明確にしていきましょう。

 

良い部分も、悪い部分も、すべてひっくるめて「あなた」というキャラです。

 

評価されたい相手(伝えたい相手)を見据えて、自分のキャラを明確にしてください。

・自分の価値を売り込むためには、どのようなキャラが適切か
・自分を売り込む対象はどんな人たちか

話を伝えたい相手を見据えて、自分をどのようにマーケティングしていくか重要です。

自分の価値を理解している人ほど、あなたの話が伝わります。

自分の価値を最大限生かせるキャラを設定して、徹底的に自分を売り込みましょう!

 

実績も「伝える力」に必要な要素です

自分の価値に説得力を持たせるためには「実績」が必要です。

自己理解 → キャラ設定

上記の自己マーケティングだけでは、説得力がありません。

話に説得力を持たせるためには、やはり実績も必要であり、実績を売り込んでいくことが大切です。

 

実績と言っても、「日本で知らない人はいない!!」を目指す必要はまったくありません。

大きな実績ではなく、小さな実績をコツコツと積み上げてください!!

自分の価値を理解して、自分の価値を生かすキャラを設定して、小さな実績を積み重ねていくことで、相手に伝わるようになります!

 

私もブログでたくさんの人に、役立つ情報を伝えられるよう頑張りたい思います!

 

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