返報性の原理(法則)でwinwinの関係!親切は倍で返ってきます

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良好な人間関係ビジネス

こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。

多くの人が「人間関係」で悩んでいます。

私も子どもと保護者との関係においては、かなり気を遣っていたし、悩みを持っていたのですが、人とかかわる仕事をしている以上「人間関係の悩み」はつきものです。

 

取引先との人間関係、家族同士の人間関係など…環境によって相手はちがうものの、やはり人間関係で悩んでいる人が多いでしょう。

しかし、「相手に嫌な感情を抱かせずに、お願いを引き受けてもらう方法」を知っておくと、人間関係の悩みはかなり減ります。

 

返報性へんぽうせいの原理(法則)を知り、実践することで、人間関係が円滑になりました!

私は「返報性の原理(法則)」を人間関係に応用することで、ステキな関係を築けるようになりました。

 

ということで、本記事では「返報性の原理でwinwinの関係づくり」について深掘りして解説していきたいと思います。

 

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返報性の原理(法則)ってなに?

返報性の原理(法則)は、心理学で有名な法則のひとつです。

だれかに親切にされたとき「そのお返しをしなければ」という気持ちが湧きあがる心理

上記のような感情が「返報性の原理(法則)」です。

 

明日はホワイトデーだから、バレンタインのお返しをしなくちゃ!

3月になるとよく耳にする会話ですが、これも返報性の原理が働いて、「お返しを準備しなくちゃ」という気持ちになっているのです。

もしもお返しを忘れてしまったら、相手がなにも思ってなかったとしても、「申し訳ない」という感情が湧き出てきますよね?

 

つまり、「相手の親切には、親切で返そうとする」のが人間の心理で、もしお返しができなかったとしても何らかの感情が残ってしまうのです。

「返報性の原理」ってなんだかステキ!

とはいえ、「悪意には悪意で返してしまう」という、逆の場合もあるので注意しなければなりません。

 

返報性の原理(法則)はビジネスにも応用されています

返報性の原理はビジネスの場面でも活用されています。

・スーパーやデパートの試食
・無料サンプルの配布
・保険の無料相談

上記のものはすべて「返報性の原理」を利用したビジネスです。

ウインナー試食させてもらったし、買ってあげなかったら申し訳ないな~。

これは、 ウインナーを無料で提供する好意に対して、ウインナーを買う好意でお返しをしています。

 

ウインナーを提供する側は「買ってほしい」とは一言も言いません。

むしろ、「おいしいから食べてみて~」とウインナーを試食してもらうことだけを考えます。

しかし、ウインナーを買ってもらうためには、ウインナーを試食してもらうだけでOKなのです!

返報性の原理(法則)が働くことで、ウインナーを試食した人は「ウインナーを買ってあげよう」と思ってくれますからね!

本当においしかったら買うけどね!「おいしい×返報性の法則」は最強!

 

人間関係においてwinwinの関係になるには?

楽しそうに働く

返報性の法則を人間関係に生かしていきましょう。

人間関係において、返報性の原理が有効なのは「相手にお願い」をするときです。

 

返報性の原理とは「親切は親切でお返ししなければ」というものです。

すなわち、相手になにかをお願いするときは、まずは自分から親切をギブするのが大切になります!

日ごろから相手に親切にしていると、返報性の法則によって相手はお願いを受け入れてくれます。

 

ただし、見返りを求めた親切はダメです!

さきほどのウインナーの試食の例でもあったように、「なにかをしてほしいから、こちらがなにかをしてあげる」という考えでは、相手は反応してくれません。

あ、この人なにかしてほしいんだな。

というように見返りを求めた親切は見透かされてしまいます

見返りを求めれば求めるほど、返ってくるものは少ないので注意しましょう。

 

見返りを求めず、素直な気持ちで親切をギブすることで、困った時に相手も親切で返してくれるwinwinな人間関係を築くことができますよ!

 

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「ギブ&テイク」ではなく「ギブ&ギブ&ギブ」の精神で!

連帯感のあるグループ

「ギブ&テイク」は考える必要ありません。

お互いがお互いにとって良い関係になるには、ギブ&ギブ与え続ける」精神が大切です。

 

まずは「ギブ&テイク」の関係を見てみましょう。

 

前に手伝ってあげたよね?今回は手伝ってもらえる?

手伝ってあげるけど、なんか嫌な感じだな~。次は自分でやろう。

 

ギブ&テイクの精神では、上記のような関係になってしまいます。

「前に手伝った」という親切をもとに、相手の親切を求める態度が相手に嫌な印象を抱かせてしまうのです。

親切に対する見返りを求めれば求めるほど、どんどん周りは離れていってしまい、だれからも助けてもらえない状況になりかねません。

 

「ギブ&ギブ」精神で接することで、人間関係は好転します。

 

困っていそうだけど、なにかできることないかな?

じゃあ、手伝ってくれる??

OK!また何かできることがあったら、いつでも言ってね!!

 

このように、ギブ&ギブの精神で接することで、いつか自分が困ったとき、助けを求めなくても相手が助けてくれるのです。

「だれかが困っていたら積極的に手伝うし、自分が困っていたらだれかが助けてくれる」これこそが返報性の原理(法則)を活用したwinwinの人間関係ですね。

 

「親切をすればするほど、親切が返ってくる」ということを頭に入れて、日ごろからギブ&ギブの精神で関わっていきましょう。

あなたのお願いを快く受け入れてくれるステキな仲間がドンドン増えていきますよ!

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