こんにちは、TOMOです!
「担任の悩み」の1つとなるのが『朝の会・終わりの会』です。
朝の会や終わりの会でこのような悩みをよく耳にします。

・朝の会・終わりの会って何をすればいいの?
・朝の会・終わりの会のネタってどこで見つけている?
・話すのが苦手
本記事ではこのような悩みを解決するために、以下のポイントで「朝の会・終わりの会」について解説します。
・朝の会・終わりの会におすすめのネタ
・朝の会・終わりの会で「語り」を入れましょう
「朝の会・終わりの会」はたかが10分とはいえ、大切な10分。
学級担任として朝の会と終わりの会を軸に、学級経営を行ってきた私が、ネタ探しから運用までをじっくり解説していきたいと思います。
朝の会・終わりの会ですべきこと
皆さんは朝の会や終わりの会でどんな話をしていますか?

明日の連絡とかかな〜。
担任として、学年や学校の連絡をすることが多いと思います。
しかし、連絡で時間を費やしていてはもったいない!!!!
教科の枠にとらわれず、自由に交流することができる朝の会&終わりの会。
この時間を学級経営や子供達の関係づくりに使わないのはもったいない!!!
たかが10分と思われがちですが、朝と終わりを合わせれば20分。
この時間をうまく使うことができれば、学級経営の大きな武器となります。

20分とはいえ、毎日あるからね!
この20分を連絡だけに使っていては、学級経営に生かすことはできません。
うまく時間の使い方をデザインして、良い学級づくりに生かしていきましょう。
朝の会・終わりの会におすすめのネタ
それでは実際に、どのようなネタを朝の会と終わりの会に入れていけば良いのでしょうか。
私の実践も含めてぜひ参考にしてください。
ネタ1:レクリエーションなどで距離を縮める
短時間でできるレクリエーションを入れて、子供との(または子供同士の)関係づくりの時間にしてみましょう。
特に「学級の雰囲気が悪い時」「子供たちの関係性が未熟な時」が効果的ですが、息抜きの1つとしてもおすすめです。

短時間でも「楽しい時間」があるとホッとするよね!
朝の会にレクリエーションを入れると、その日のスタートが明るくなって、学級が良い雰囲気になります。
またたった5分でクラスがひとつに! 学級アイスブレイクで紹介されているような、短時間でのレクリエーションは手軽かつ効果的です。
毎日となるとネタ探しや飽きがきてしまいますが、たまに使うネタとして持っておくと便利ですよ!
ネタ2:時事的な話をする
タイムリーなネタとして、ニュースや時事的な話をするのもおすすめです。
時事的な話題から「人権教育」や「学習意欲の向上」につなげることもできるため、有効活用したいところです。
ジェンダーの勉強をした後に性差別のニュースを伝えるなど、子供達の知識や感情に応じて情報を提供してあげることが、朝の会や終わりの会では可能です。
先生自身が情報を収集し、そして適切に伝える必要があるものの、子供達の心を育てるという点では是非活用したいネタの1つですね。

情報はテレビだけじゃないよ!!
今の時代、テレビだけが情報源ではありません。
新聞やテレビはもちろん貴重な情報源ではあるものの、どうしてもタイムリーな話題しか手に入りません。
というのも、新聞やテレビは自分の欲しい情報を検索できないからです。
だからこそ、スマホなどの情報機器を活用していきましょう!

フェイクに惑わされないように!
情報の信頼性が低い場合は、ネタとして使わないことをおすすめします。
「担任」という子供達の信頼がある立場からの発信ですので、その点は注意してネタ選びをしていきましょう。
ネタ3:学級の現状について語る
この3つ目のネタが最も重要であり、私自身何度も活用してきました。
限られた20分という時間を効果的に使い、学級経営に落とし込むには「担任が学級の現状を語る」必要があります。
もちろん素晴らしいことは「素晴らしい」と伝え、学級の課題は「改善していくべき」と伝えなければなりません。
これを怠ってしまうと、子供たちと担任の価値観がすり合わさっていかないのです。
学級において「何がダメ」で「何が素敵」なのか、この辺りを担任としてのアンテナを最大限に張りながら伝えていきます。

これが結構大変なんです!
これを継続的にするには、やはり体力のいる作業です。
だって、子供達の行動や言葉を見逃してはいけないんですから!!

けれども、それが担任としての喜び!!
子供達にアンテナを張り続けると、やはり成長を感じることができます。
この「成長」に寄り添えるのは、「担任」しか味わえない喜びです。
ぜひ、子供達の担任という立場から「学級の現状」「担任としての思い」を伝えてあげてください。
きっとその営みが、素敵な学級経営につながります!
「語る」のが苦手という先生は
とはいえ、

語るのとか苦手だしな〜
という先生がいるのも事実です。
というか、かなりの数の先生が苦手意識を持っています。
諦めてはいけません。
「語るテクニック」は身につけることができます!
これを繰り返すことで、「語り」は上手になっていきます。
私自身、人前で話すのが苦手で、話している途中から、

あれ?何話しているんだっけ!?
という最悪の状況に何度も陥ってきました(笑)
しかしながら、「話す技術」を身に付け、実践を繰り返しているうちに「語る」のが得意になりました。

今では講演会の司会も引き受けています!
ぜひ、「伝える技術」を身に付けて、自分の力に変えてください。
短い時間を活用した学級経営!朝の会や終わりの会におすすめのネタまとめ
今回は「朝の会」「終わりの会」にポイントを絞って解説してきました。
たかが20分程度の時間ですが、毎日の積み重ねでとんでもない効果を生み出します。
学級担任になった以上、ぜひこの時間を最大限活用して、あなたらしい学級運営を行ってください!
どうも、TOMOでした!
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