こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。
学級崩壊の原因を1つに絞ることはかなり難しく、さまざまな原因が考えられます。
また、いくら学級経営に気を使っても、気がつけば学級崩壊に向かってしまうのも特徴の1つです。
とはいえ、学級崩壊を未然に防いだり、崩壊しない(させない)ための手立ては必要。
そのためには、学級崩壊が起こってしまう「3つの原因」を理解しておくのが大切です。
学級崩壊がおこる3つの原因
学級崩壊は「子ども」「保護者」「教員」「地域」のだれも幸せになりません。
学級崩壊を起こさないためにも、崩壊を引き起こす3つの原因を知ることが大切です。
学級崩壊の原因1:学級の子どもたちの雰囲気
学級の子供たちの雰囲気から、学級崩壊の予兆が見えてきます。
・友だちや教員への言葉
・正しくない行動や考え方
上記の3つが乱れると、学級崩壊の原因となります。

これくらいやっても大丈夫なんだ!!
「これくらいだったら…。」が学級崩壊にエスカレートしていかないように、子どもたちの雰囲気にアンテナを張っておきましょう。
特に学級内の言葉は伝染しやすく、悪い言葉づかいはすぐに広まってしまいます。
担任に対してのマイナス発言が増えてきたら、要注意です。
・担任として改善できることは何か
・家庭では、どのような言葉を使っているのか
をしっかりと意識して、
マイナス発言をする子供たちと関わっていきましょう。

学級崩壊の原因2:学級に関わる先生たち
先生たちの関わり方は、学級に大きく影響を与えます。
・高圧的に子どもを管理しようとしている
・先生の中で上下関係がはっきりしている
・先生によって温度差がありすぎる
子供は、先生のことをよく見ています。
子供との関わり方はもちろんのこと、先生同士の関係性も信頼関係に影響します。

業務が忙しすぎて、余裕なんてないよ!!無茶言わないで!!
と感じてしまうのも先生も少なくありません。
けれども、余裕を持って働けるようになってからは、クラスが安定してきました!
自分で余白を生み出していくのも大切です。
先生や子供と、余裕を持って関われるだけの余白を作れるようにしましょう。
担任の人間関係が良好になると、学級に良い影響を与えます!
学級崩壊の原因3:学校全体の雰囲気
学級だけでなく、学校全体の雰囲気もクラスに影響します。
・新しい取り組みが生まれず、前向きな先生が少ない
子供を管理しようとすると、必ず反発が生まれます。
取り組みを通して、子供中心の学校づくりを目指していきましょう。
学校全体に活気が出て、学級経営も安定してきます。
学級経営を防ぐためにも、あなたが学級経営で大切にしたい事を改めて見つめ直しましょう。

学級崩壊の原因を追究し、取り組みをすすめるべき

学級崩壊の原因にピンときたら、取り組みと改善を!
上記3つの原因にピンときたら、学級経営の見直しをしましょう。
学級崩壊に対して、すぐに動くことが大切です。
学級経営を見直す
学級に違和感を抱いた時こそ、学級経営を見直す時期です。
・担任として、徹底的に子供をサポートする
・良い言葉や行動を積極的に褒める
担任は学級に大きな影響を与えます。
自分自身の理想の学級・担任像を思い返して、学級経営を見直しましょう。
担任の言葉かけや姿勢が、クラスの子供たちを良い雰囲気にします。
小さなことを意識する
時間が経つと、小さなことが雑になります。
・学級経営の引き出しを増やし、ステキな学級をデザインする
・小さなことに気を配り、子どもとの関わり方を変えていく
学級崩壊の原因を「子ども」だけのせいにしてはいけません。
先生にも原因はあり、改善してかなければならないことがあります。
しかし、それは小さなことを丁寧にするだけでOK。
小さなことや当たり前のことが、実は大切なんです。
担任の意識がすこ〜し変わるだけで、学級は大きく変化します。
自分なりに、できることから進めていってください!

また、学級崩壊は1人で悩むと、精神的にキツくなってしまいます。
同僚に相談できるなら、近くの同僚に必ず相談しましょう。必ず助けになってくれます。
相談する人がいない場合は、
1人で悩まず、一緒に悩ませてください!
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