こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。
授業の雰囲気づくりとして、授業導入前に話をすることが多くあります。
しかし、毎日のように授業があると授業前に話すネタに困ってしまうんですよね。

・導入で子供の心をつかみたい
・授業の上手い導入の方法がわからない
・導入のネタはどこから仕入れているの?
本記事ではこのような悩みを解決していくめに、3つのポイントに絞って解説していきます。
・導入がうまくいけば、生徒が前のめりになる
・導入のネタはそこら中に転がっています
前回の復習をしてから、すぐに授業に入っても問題ありませんが、導入を意識することで授業の質が上がります。
「授業がうまくいかない」「子供の食いつきが悪い」「もっと子供が前のめりになってほしい」と考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
授業の中心を見据えた導入を考える
授業の導入で大切なのは「授業の中心を見据える」ことです。
1時間の授業の中で、どの部分にポイントを置くかで導入が決まってきます。
例えば英語の授業において、

今日は複数形を教えよう!
と決めたとします。
この時に「複数形」に関係のある導入ネタを持ってくるのが大切で、全く関係のない話を導入にしたとしても、意味がありません。
私の場合「複数形」を教える時の導入として、

「古池や蛙飛びこむ水の音」の蛙は何匹?
と尋ねるところからスタートします。
その答えを元に「英語と日本語の数の意識の違い」を説明していくのです。
このように、その時間に教えたい「展開」を意識した「導入」を持ってくることでスムーズ&効果的な導入ができます。
もし導入がないと、

英語は数を伝える言葉だから…。
という面白みのない説明からスタートしてしまいます。
導入を考えるときは授業の中心となる内容を考えることが大切です!
導入がうまくいけば、生徒が前のめりになる
効果的な導入をしたいのは当然ですが、すべての授業において「上手な導入」ができるかといえば、なかなかそうはいきません。

私も「手応えのない導入」を何度もしてきました(笑)
最初から上手な導入をする必要はありません。
何度も失敗と成功を繰り返し、自分らしい導入パターンを見つけてください。
上手な導入ができた時の見極め方は、
・生徒が興味を示さない導入は失敗
・授業に繋がる雑談も導入になる
導入を持ってきた時に、終始子供たちがつまらなさそうにしている場合は失敗です。
上手な導入ができた場合、話を進めているうちに段々と子供の表情や目線が変わってきます。
また授業展開を視野に入れた雑談はかなり効果的です。

もはや雑談とは言わないかも!
「どんな話をすれば食いついてくれるのか」「今日の授業に興味を持ってもらうためには」を常に意識して、生徒を巻き込むような授業の導入を考えていってください。
授業の導入のネタはそこら中に転がっています
雑談や導入が大切といっても、

導入のネタが見つからない。どうしよう。
と頭を抱える先生もいます。
私も「導入のネタ」について何度も悩んできました。
しかし、実は導入のネタは自分からゲットしにいかないと思いつきません。

そもそも引き出しが少ないんです!
授業の導入のためにネタを考えるものの、自分自身の引き出しが少ないために思いつかないパターンが大半です。
そんな時は導入のためのネタをストックできるように、自分からネタを探しにいきましょう。
・書籍
・YouTube
この3つがあれば、授業のネタのストックをかなり作ることが可能です。
ニュース
時事的な話題がたくさんあるニュースは雑談の宝庫です。

ニュースなんて面白くないよ!
と思われることもありますが、ニュースの方がネタ作りには向いています。
・自分が調べたいもの以外の情報が溢れているのがニュース
上記の理由で、導入のネタ探しにはニュースをオススメしています。
予算の都合がつく場合は、ニュースを深掘りしてくれる新聞をおすすめします。
特に読売中高生新聞は、子供に興味のある話題を深堀りしくれているため、授業導入のネタにすぐ使えるものが多くあります。
また、授業の前に短時間で見たい場合はスマートニュースがおすすめです。
スマホアプリの特徴として、
・無料で使える
・スマホさえあれば、場所や時間を選ばない
自分のライフスタイルに合わせて、導入のネタをゲットしていきましょう。
書籍
トレンドに偏るニュースとは違い、書籍の場合はピンポイントで情報をゲットできます。
欲しいと思ったネタに絞ることができるので、導入のネタ探しとしてはニュースより簡単です。
子どもが一気に集中する! 授業スイッチ101などといった「導入に特化した書籍」も販売されているので、「導入の基本の型」 として参考にしてみるのも良いでしょう。
YouTube
最近では「教育系」の動画がかなり充実してきたため、YouTubeの活用はかなりおすすめできます。
というのも、実際に話しをしてくれているのがほとんどなので、そのまま授業に転用可能です。
ただし、完璧にコピーするだけでは自分の色が出ないため、幅を持たせる意味でも自分のカラーを出して転用していきましょう。
授業導入のネタに困ったら!授業の展開からデザインするネタづくりまとめ
いかがでしたでしょうか?
「授業の導入」に迷っている先生は多く、本記事が導入のレベルアップに繋がると嬉しく思います。
今回の内容をふまえて、授業の展開を意識した導入のネタづくりを楽しんでください!
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