こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。

徹夜で勉強して、なんとかテストで点数を取ったけど、次の週には忘れていた。
テスト勉強となると、上記のような効果的ではない勉強法をする方が多くいます。
せっかく勉強をしたのに、もったいないと思いませんか?

とはいえ、どうやって暗記したら良いか分からない、という方も多いのでは。
暗記が苦手と感じている方は、勉強法を見直すことをおススメします。
効果的ではない勉強法が暗記を苦手にする原因となっている場合が多いのです。

勉強はするけど、勉強方法について学ぶ機会はあまりありません!なんでだろう?
自分の実践していた勉強法が、実は効果的ではなかった!なんてこともあります。
ということで、本記事では「暗記を効率化させるための勉強法」について紹介していきたいとおもいます。
この機会に、自分の勉強法を見直し、効果的な勉強を実践できるようにしましょう!



勉強法の見直しをおすすめします!暗記の効率を最大化する方法
まずは、効果の低い勉強方法をみてみましょう。
・黙々とただひたすらノートに書いて覚える
・思考を停止して教科書を音読する
・大事なところにマーカーを引く
・板書や参考書を見ながらノートにまとめる
上記のような勉強方法は、基本的には効率が低いと言われています。
その理由は暗記が苦手は当たり前!エビングハウスの忘却曲線から理解すべきことでも紹介しているように「人間は忘れやすい生き物」だからです。


衝撃的!けっこうメジャーな勉強法ばっかり!
黙々とただひたすら書いて覚える

「ひたすらに書きながら覚える」という勉強方法は、忘れるまでの期間をすこ~しだけ遅くするだけで効果的ではありません。
覚えたい単語や言葉を大量に書いて覚える方がいますが、短時間で多くの文字を書いても忘れてしまいます。

いや、1時間書き続けたら書けるようになったよ!!
上記のような意見もありますが、かなり効率が悪いですよね。
長期記憶としてではなく短期記憶として残っているだけなので、しばらく書かなければ忘れてしまうのです。
ただひたすらに教科書を音読する
音読すること自体は、長期記憶に残すのに効果的な勉強方法です。
しかし、ここで大切なのは「イメージしながら音読しているか」です。

教科書を隅々まで読んで覚えなさい!!
上記のように言われることもありますが、教科書を隅々まで読んでも覚えることはできません(できてもかなり時間がかかります)。
歴史であれば、「なぜそうなったのか」を理解して音読なければ、発声練習になりかねません!!
大事なところにマーカーを引く

マーカーを引くと勉強した気になりますが、教科書がカラフルになるだけです!
「大事な部分にマーカーを引く」ことでその部分に注目を促すことはできますが、記憶には定着しません。
ページを開いたときに派手な色が目に入るだけですので、マーカーを引く位置を考え直しましょう。
板書や参考書を見ながらノートにをまとめる
ノートを綺麗にまとめることができると気持ちが良いですよね!!でも、記憶としては残っていません!

「字がきれいなノート」」「様々な色が使い分けられたページ」「かわいいイラストや付箋が貼られているところ」・・・・ほぼ意味がありません。
ノートをとることが目的になってしまっては本末転倒です。
効果的にノートをとる方法を考えていきましょう。
暗記の効率を最大化する勉強方法3選
身に着けた知識を長期記憶に定着させるための勉強法を紹介します。
効率的な勉強をするため、出来る範囲で自分の勉強に取り入れていきましょう!
暗記の効率を最大化する勉強方法①:復習(思い出し)を効果的に利用する
勉強の効率化を図るには復習(思い出し)がもっとも重要です。
忘れてしまった内容も、再度思い出す作業をすることで長期記憶として定着します。

まずは、学校の授業の様子を思い浮かべてください。
↓
先生が板書をする
↓
板書を見ながらノートをまとめる
多くの授業はこのサイクルで成り立っていますが、これでは記憶が定着しません。
では、授業内でどのように”思い出す作業を取り入れる”のか。
↓
先生が板書をする
↓
何も見ずにノートをまとめる
このように、授業の中で思い出す作業を意図的に取り入れることで長期記憶として定着しやすくなります。
暗記の効率を最大化する勉強方法②:先生なりきり勉強方法
知識をつける(インプット)だけでは長期記憶に残りません。
インプットした知識を自分のものにするには・・・アウトプットすることが重要なのです。
おすすめの勉強方法は「先生なりきり勉強方法」。
その名の通り、だれかの先生になって勉強を教えてあげてください。
先生なりきり勉強方法実践例
できる限り自分の言葉で説明してください。教え終わった後、その知識はあなたのものとなっています。②録画・録音してみる
勉強した内容を「自分の声で、自分の言葉で」説明してみてください。それを録音または録画することで、知識の定着率を確認することができます(定着していなければ説明できませんからね)。
上記のように「知識を自分の言葉に変化する」ことで、覚えたことを忘れにくくなります。
「インプット→アウトプット→定着」の流れを必ず勉強の中に入れていきましょう。
暗記の効率を最大化する勉強方法③:マーカーは「覚えたいところ」だけ
覚えたいところにマーカーを引いても、ページを開いたときに目立つだけで、記憶には残りません。
マーカーを引くところは「説明できない(思い出せない)言葉に引くだけでOK」です。

覚えられないな~。ってところだけマーカーすればいいんだね!!
上記の勉強方法をすることで、自分の記憶に残っていなかった言葉だけ覚えなおすことができます。
そして「マーカーが引かれた言葉(思い出せなかった言葉)」だけ覚えなおすことで、効率的に勉強することができます。
暗記の効率を最大化する勉強方法まとめ
勉強法について学ぶことで、今後の人生の勉強を効率化させてくれます。

暗記の効率を最大化するための勉強法を再確認しておきましょう!
・復習(思い出し)を効果的に利用する
・先生なりきり勉強方法
・マーカーは「覚えたいところ」だけ
上記の勉強法を自分のものにして、効果的な勉強をすすめてください!
Twitterでも情報発信中!

Twitterでも、
先生を応援する情報発信中!
・ブログのお知らせ
・最新の教育情報にもリアルタイムで発信
・何気ない、けど面白いツイートも…

ブログとはまた違った発信が楽しめるかも!

Twitterのフォローお待ちしております!


