教員と英語学習者のためのブログ べんブロ

当ブログ(べんブロ)では、元英語教員のババロアが「学校」「塾」「英語」を中心とした記事をアップしています。学校や塾では教えられない”暗記しない英語”をテーマに、英語学習者にとってタメになる記事多数。また、現役教員や教員を目指す方(教員採用試験)向けの記事も掲載しています。

きれいなノートは効果なし!科学的に効果が立証された勉強法3選!

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こんにちは、ババロアです!「徹夜で勉強してテストを乗り切ったけど、一週間後には忘れている。」そんな経験ありませんか?

 

徹夜で勉強して、その場限りの点数をとったとしても、実は自分の力になっていないというのは有名な話です。

 

日本では、効果の薄い勉強法が昔から伝わってきています。 

たとえば、「書いて覚える」や「音読して学習する」など、長い期間多くの人が実践してきた勉強法も実は間違った勉強法の一つなのです。

 

本記事では間違った勉強法と科学的に効果が立証された勉強法を紹介していきたいと思います。

 

 

  

長年信じられてきた間違った勉強法

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根拠なく信じられてきた勉強法に注意しましょう!! 

間違った勉強法で効果があった人もいないことはありませんが、100人に1人のような限りなく少数の話であって、大多数の方には当てはまりません。

 

早速ですが効果の薄い勉強法を紹介します。

・黙々とただひたすら書いて覚える

・思考を停止して教科書を音読する

・大事なところにマーカーを引く

・板書や参考書を見ながらノートにまとめる

上記勉強法を実践している人は要注意です!

4つの勉強法の効果について詳しくみていきましょう。

 

黙々とただひたすら書いて覚える

暗記が苦手は当たり前!脳のメカニズムから見た復習勉強法 - べんブロでも紹介したように、人間は忘れる生き物です。

 

とてつもなく早いスピードで忘れていく人間にとって、「黙々と書きながら覚える」という勉強法は、忘れるまでの期間をすこ~しだけ遅くするだけで効果的ではありません。

 

特に英単語を暗記するときにひたすら書いて覚える方がいますが、発音できない英単語を書いて覚えることは効率的ではないと言われています。

 

読めない漢字を覚えるのは不可能に近いですよね?英単語のスペルを暗記するときは必ず発音しながら覚えましょう。

 

思考を停止して教科書を音読する

 こちらも人気のある勉強法です。

「声に出す」ことがダメなのではなく、何も考えずに音読することがダメなのです。

 

よく「教科書を隅々まで読んで覚えなさい」と言われますが、教科書を隅々まで読んでも覚えることはできません(できてもかなり時間がかかります)。

 

歴史であれば、「なぜそうなったのか」を理論的に解釈して、内容を理解しながら音読していくべきでしょう。

 

大事なところにマーカーを引く

中高生に特に人気の勉強法ですが、こちらも間違った勉強法です。


「大事な部分にマーカーを引く」ことでその部分に注目を促すことはできますが、記憶には定着しません。

 

ページを開いたときに派手な色が目に入るだけですので、マーカーを引く位置を考え直しましょう。

 

板書や参考書を見ながらノートにをまとめる

ノートを綺麗にまとめることができると、気持ちが良いですよね。

 

「字がきれいなノート」」「様々な色が使い分けられたページ」「かわいいイラストや付箋が貼られているところ」・・・・ほぼ意味がありません。

 

ノートをとることが目的になってしまっては本末転倒です。

効果的にノートをとる方法を考えていきましょう。

 

 

結構な確率で上記の勉強法を実践している人がいるはずです(私もその一人でした)。

しかし、このページを読んで気づけたことをきっかけに、これからの勉強法を見直していきましょう! 

 

科学的に実証された勉強法3選

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勉強法を見直すのに適切な時期はありません!気づいた時が見直す時期です!

それでは、脳科学の視点から効果的だと言われている勉強法3選を紹介します。

ぜひ1度試してみて、自分に合った勉強法を見つけて下さい。

 

勉強法1 復習(思い出し)を効果的に利用する

暗記が苦手は当たり前!脳のメカニズムから見た復習勉強法 - べんブロでも書いたように、長期記憶の定着には復習(思い出し)がとっても重要です。

 

忘れた内容も、再度思い出す作業をすることで長期記憶として定着するのです。

学校の授業の様子を思い浮かべてください

①先生の説明を聞く → ②先生が板書をする → ③板書を見ながらノートをまとめる

多くの授業はこのサイクルで成り立っています。しかし、これでは記憶が定着しません。

 

では、授業内でどのように”思い出す作業を取り入れる”のか

 

それは、板書を見ながらノートをまとめるへの工夫が必要です。

先ほどのサイクルに、「思い出す作業」を取り入れてみると・・・

①先生の説明を聞く → ②先生が板書をする → ③何も見ずにノートをまとめる

このように、授業の中で思い出す作業を意図的に取り入れることで長期記憶として定着しやすくなるのです。


この勉強法、授業中にできるかなり効果的な勉強法ですので板書を見ながらノートを書き写していた方は是非シフトチェンジしてほしいと思います。

また、参考書等で学習されている社会人の方にもおススメです!参考書を書き写すのではなく、


①参考書を読む → ②参考書を見ずにノートにまとめる

というように勉強法をアップグレードしてみましょう。

 

勉強法2 先生なりきり勉強法

知識をつける(インプット)するだけでは長期記憶に残りません。おそらく1時間後にはほとんど忘れているでしょう。

 

インプットした知識を自分のものにするには・・・アウトプットすることが重要です。

 

ここでおススメしたい勉強法が「先生なりきり勉強法」

 

その名の通り、だれかの先生になって勉強を教えてあげてください。アウトプットすることが知識を定着させるための一番の近道とも言われています。

なぜアウトプットで知識が定着するのか、人に教えるという作業にヒントがあります。

 

だれかに教えるとき、「頭の中を整理して知識を自分なりに変換させながら」説明します。

先生なりきり勉強法実践例

①友達に教えてあげる
自分が勉強したことを友達に教えてあげてください。

しかもできる限り自分の言葉で説明してください。教え終わった後、その知識はあなたのものとなっているはずです。

②録画・録音してみる
いつでも周りに教える相手がいるわけではありません。しかし、文明が進んだこの世の中自分一人で講義を行うことは可能です。

勉強した内容を「自分の声で、自分の言葉で」説明してみてください。それを録音または録画することで、知識の定着率を確認することができます(定着していなければ説明できませんからね)。

 

そして、それを何度も聞き返すことで聴覚的に知識を確認することが可能です。一人で勉強を進めたい方(社会人の方にも)におススメの勉強法です。

 

勉強法3 マーカーは「覚えたいところ」だけ

教科書にマーカーを引くところ、ほとんどの人が間違えています。


特に「重要な言葉にマーカーを引く」というのは意味がありません。

 

ページを開いたときに目立つだけで、記憶には残りません(マーカーを引くだけで記憶できれば、全てのページの全ての文字に引きますよね)。

 

では、どこに引けばよいか。。。

 

説明できない(思い出せない)言葉に引くだけでOKです。

 

思い出す作業(勉強法1.2)していく中で、説明できない言葉(思い出せなかった言葉)にだけ線を引いてください。

 

そうすれば、自分の記憶に残っていなかった言葉だけ抽出することができます。そして再度それを覚えなおすことで、記憶に残っていきます。

 

まとめ

勉強法を見直すだけで、記憶定着率が大幅にアップします。

効果的でない勉強法を信じて実践せず、科学的に実証された勉強法を続けて、効果的に勉強を進めていきましょう。

新しい勉強法に慣れていくことで目標達成までの時間も大幅に早くなり、より多くの作業に取り組むことが可能です!