
こんにちは、ババロアです。英単語の意味を暗記することに疲れていませんか?コアイメージを理解すれば暗記しなくても良くなりますよ!
英語は言葉であり、無数の単語や表現があります。それをすべて暗記しようとしても頭がパンクしてしまいます。
それを防ぐために、私が提案する英語勉強法は、「英単語のコアイメージをつかむ」というものです。
英単語がそれぞれに持っている「コアイメージ」を理解することで、英語=暗記という勉強法から脱却することが可能です。
英語を勉強する際「暗記をしなくても良い」となると、かなり負担が減りますよね。
今回の記事では覚えない英語勉強法の基本を紹介していきたいと思います。



すべての英単語にコアイメージがあります

それぞれの英単語にはコアイメージがあり、イメージを理解することでネイティブ感覚で英語が使えます!
文脈等に影響されない、その単語が持つ根本的な意味とも言えます。
このコアイメージを理解しておくことで、英語を英語として理解するための助けとなり、英文読解だけでなくリスニングやスピーキングにも効果的ですコアイメージを体感してみましょう。
toのコアイメージを体験してみましょう
“to”って色んな意味があって、よくわからなくなりませんか?
toにはたくさんの意味がありますが、よく使われる日本語訳は、「~に」や「~まで」です。
そして、これらの単語を覚える際、この2つの意味を暗記していたと思います。
I go to school by bike.
という英文を読んで、「私は学校まで自転車で行きます。」と日本語にできるのもtoの日本語訳を覚えているからです。
しかし、これからは「意味を覚える」のではなく「コアイメージをつかむ」ことに集中してください。
to のコアイメージはとってもシンプルです。下のイラストを見てください。
toのコアイメージは対象に向かう矢印と覚えましょう!!
先ほどの例文を使って確認します。
I go to school by bike.
先ほどの説明では “to” は「~まで」という意味になります。
では、先ほどの英文にある “to” にコアイメージを当てはめてみましょう。
I go → school by bike.
toを→に変更しただけで、なんとなく英文が分かるような気がしませんか?
「日本語訳を理解していなくても英文が分かる」、これこそがコアイメージを理解するということです。
コアイメージを使って英文を読むことができれば、「~まで」という意味を暗記しなくても英文の意味を理解することができるのです。
では、他の英文でも確認してみましょう。
My father gave flowers to me.
「私のお父さんは私に花束をくれました。」
子の英文の場合 “to” は「~まで」ではなく「~に」という意味で使われています。
これをコアイメージに変えてみると・・・
「~に」という日本語を覚えなくても自然と意味文脈の意味が理解できたと思います。
単語の持つコアイメージを理解することで英語を暗記する作業から脱却することが可能なのです。
英語のコアイメージを理解することで、英語のすべての技能が向上します

コアイメージを理解することで、英語の暗記だけでなくさまざまな技能向上につながります!
先ほどの”to”を使ったコアイメージの実践では、英語の「暗記」において手助けしてくれることは理解できました。
しかし、コアイメージを覚える利点は他にもたくさんあります!
コアイメージを理解するメリットを下記にまとめました。
・英語を使う時に日本語を使う必要性が低くなる
・イメージしながら英語を使えるため、ネイティブ感覚で英語が使える
・英単語の日本語訳を覚える必要がなくなる
上記3つが大きなメリットといえるでしょう。

英語を勉強するときに「日本語」が一番邪魔な存在とも言われているからね~!
英語を習得するときに「日本語」が邪魔になってしまうときがあります。
英語→日本語訳→英文や英会話の理解
上記のようなトレーニングを日本の英語教育は続けていますが、日本語で会話をするときと同じ感覚で英語を使うには、「日本語訳」をできるだけ取り除かなければなりません。
そのためにコアイメージの理解が必要となってくるのです!
英語を勉強する時に「日本語訳」だけを見るのではなく、コアイメージをしっかりと確認しながら勉強をすすめていってください!
コアイメージを身に着けるための勉強法

コアイメージを身に着けるなら「ネイティブの感覚」を理解しましょう!
コアイメージを理解するための第一歩としてネイティブの英語感覚に触れることが大切です。
とはいえ、日本人がネイティブの英語感覚に触れるは、簡単なことではありません。
日本語が飛び交っている社会なので、英語に触れる機会が少ないのは仕方のないことですね!
しかし、ネイティブの英語感覚に触れる機会は自分で作り出すことが可能です。
・洋書を読んで、ネイティブの文章を楽しむ
・海外ドラマや映画を楽しむ
基本的には上記の2つの方法で「コアイメージ」を理解することができます!
洋書を読んで、ネイティブの文章を楽しむ
洋書を読むということは「ネイティブが書いた英文」に触れることができます。
「ネイティブが書いた英文を読む」ということは「ネイティブの英語感覚に触れる」ということになります。
「日本語で解説された英語」を理解しているだけではコアイメージは身につきません!だからこそ「洋書を読む」必要があるのです。

海外ドラマや映画を楽しむ
海外ドラマや映画を「英語音声×英語字幕」でたのしんでください!
ドラマや映画で話される英語は、もちろん「ネイティブの話す英語」なので「ネイティブの英語感覚に触れる」という意味では最強の勉強法です。
しかし、英語を理解できていなくても容赦なく会話が続くので、洋書に比べるとすこし難しい勉強法となってしまいます。
自分の英語レベルに合わせて、ドラマと英語を楽しむ勉強法を取り入れてください。
ちなみに、「コアイメージを理解する」という目的ではなく「リスニング力を上げる」という目的であれば、英語のレベルに関係なく効果はありますよ!


