こんにちは、 ババロアです。学校にはおかしな習慣がたくさんあります。しかし、その「おかしさ」に気づけていないのも現実です。
みなさんの学校にはおかしいルールや習慣がありませんか?
なぜかどこの学校にも「よくわからないけど残っているルールや習慣」があって、その「おかしさに」だんだんと気づかなくなっていきます。
感覚がマヒしてくるというのか、体が慣れてくるというのか…。学校にはおかしいことも常識になる力がありますよね(そんな力いりませんが)。
本記事では「学校にあるおかしいルールや習慣」を深掘りしていきたいと思います。
学校には必ずと言っていいほど「おかしいルールや習慣」があります
学校は「伝統」を重んじます。その伝統がおかしくても関係ありません!
学校現場は「伝統」が大好きです。
長年続いている、とっても素敵な伝統もある一方で「これってなんのために…」という伝統も数多くあります。
学校に残るおかしい伝統の多くは「一部の声の大きい教員」によって作られたものと思われます。
おそらく違和感を持たず(または諦めている)、なぜか残ってきた「おかしな伝統」。。
あなたの学校には「おかしい伝統」はありませんか??
教員生活が長ければ長いほど「おかしさ」に気づけなくなります
人間は良くも悪くも慣れる生き物です!おかしなことも、慣れれば日常に変わる!
先日、このようなツイートをしました。
日本の教育システムを変えるのは、新任の先生ですり
基本的にどの社会においても若手や新任の意見はかき消されます。
しかし、システムに違和感を感じやすいのは若手や新任。
パラダイムシフトは日が浅い人間が最も起こしやすいのです。
だからこそ発言を受け入れる体制を整えるべき教育現場。
— ババロア✏️教育ブロガー&教育活動家 (@blogger_study) 2019年6月30日
教員人生が長くなれればなるほど、学校の「おかしさ」に気づきにくくなります。
感覚が鈍くなってしまう理由をまとめました。
・良くも悪くもシステムに慣れてしまう。
・みんなが当たり前に「おかしなこと」をしていることで、逆に自分の感覚を疑ってしまう。
・管理職や同僚のこだわりに押されてしまう。
上記の3点が「おかしい」を伝統的に残してしまう主な理由です。
このような現状で、学校の「おかしさ」に純粋に気づけるのは新任教員か転勤したての先生だけです!
おかしいとは思うけど、伝統を大切にしてきた先生方に申し訳ない…。
このように感じてしまうのも無理はありませんが、その違和感は失わないようにしましょう。
きっと周りに同じような考えを持っている先生がいるので、ある程度自分の発言力がつけば、一気に変えていきくべきです。
ゆっくりでかまいません。「おかしさ」に気づける感覚をしっかりと持ち続け、おかしい伝統は変えていきましょう!必ず救われる人がいます!
存在する理由がわからない、おかしい校則たち
おかしい校則は、基本的に説明がつきません!説明があったとしても無茶苦茶です!
先日、おかしな校則についてのツイートをしました。
【すべての(なぜ?)に答えられますか??】
✅手持ち扇風機は禁止なぜ?
✅学校指定の防寒着しかダメなぜ?
✅マフラー禁止なぜ?
✅手袋は五本指のもののみなぜ?
✅クツは白のみなぜ?教員採用試験の問題で出題してみても面白いかも!
さあ、答えられますか??
— ババロア✏️教育ブロガー&教育活動家 (@blogger_study) 2019年7月1日
上記のツイートの「なぜ?」にすべて答えられますか?
このように「理由の説明できない校則」は実はたくさんあります。
・下着の色は白のみ認める
・靴下の色も白のみ認める
・ポニーテールは禁止とする
・休み時間中他のクラスとできるだけ関わらない
いかがでしょうか?違和感を感じませんか?
このような校則でも違和感を感じるのは最初だけです。
慣れてしまえば、もちろん違和感はなくなり、上記のような校則も当たり前に感じてきます。
「理由を説明できない校則」は進んで改善していきましょう!
教員もおかしい働き方に苦労しています
おかしい伝統に悩まされているのは子どもだけではありません!
教員も同様に「おかしい伝統」に悩まされています。
私が体験したことをもとに「先生のおかしい働き方」を紹介します。
・勤務時間を大幅に超えた生徒下校時間
・パソコンは信頼されていないため、手書き(マンパワー)にこだわる
・昭和の働き方から改善されない職員室
なぜか昔からの働き方が大好きなのが学校です!
とにかく根性で仕事をこなすのが先生の仕事です。
「え!?まだそんな働き方しているの!?」と新しい風を吹かしてくれる先生を待っているのでしょうか。
学校の「おかしい」をゆっくりと考え直してみましょう
新しく先生になった人にしか気づけないことは数多くあります!
あなたの学校の「おかしい」に気づくことはできましたか?
今後、学校を改善していくのは「おかしい」に気づける人だけです。
一部の声の大きい職員が受け継ぐ「よくわからない伝統」を変えていかなければなりません。
新任の意見は消されがちですが、ぜひ違和感を持ち続けてください!
パラダイムシフトを起こすのは、間違いなく先生になって日が浅い人です!