こんにちは、ババロアです!塾講師・教員歴10年以上。特別支援学級担任から学年主任まで、さまざまなポジションを経験してきました。
先生になるために通らなければならない教育実習。
母校に行く人が多いとはいえ、不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、

・教育実習が不安。
・教育実習で授業がうまくできるかな。
・教育実習で他の先生とうまく付き合えるかな。
このような悩みについて答えていきたいと思います。
・教育実習を不安に感じる必要なし
・授業がうまくなくても教育実習が上手くいく理由
・教育実習では「子どもとの関係」を中心に考えればOK
教育実習といえばそれぞれの実習生に指導教官がつきます。
学級担任だけでなく学年主任としても実習生を見てきた私が解説していきます。

教育実習を不安に感じる必要なし!
学校の先生になるための登竜門とも言える「教育実習」ですが、

先生の仕事できるかな〜。
と不安に感じている人も少なくありません。
実際に「先生の仕事」ってたくさんあり、その内容は多岐に渡ります。
たくさんある仕事の中から、教育実習生に任せられるのは「授業」と「子供たちとの関わり」が中心になります。

さすがに事務作業が任されることは少ない!
つまり「授業」と「関係づくり」がうまくいけば、教育実習は大丈夫なんです!
とはいえ「授業うまくできるかな…」「子供に嫌われたら…」など不安に感じますよね。
結論としては、

そんなに不安を抱かなくても大丈夫!
と感じています。
それでは、「不安を抱く必要はない」と感じる理由について解説していきたいと思います。
授業が上手くなくても、教育実習が上手くいく理由
教育実習のメインの活動は「授業」であり、実習の最後には模擬授業をします。
つまるところ、「授業がうまくいったかどうか」が教育実習のポイントとなります。
だからこそ、

授業うまくできるかな〜
と不安に感じている人も多くいると思いますが、問題ありません。
なぜなら「実習生の授業のクオリティに誰も期待していない」からです。
かなり厳しい意見に感じますが、これまでに何百時間という授業を受けてきた子どもに小手先の授業は通用しません。
1時間授業を受けただけで、「授業の質」を見極める子どももいます。

とはいえ、気にする必要は全くなし!
子どもも先生も、教育実習生に求めるものは「授業の質」ではないからです。
子どもにとっては「年齢の近い先生」、先生たちにとっては「可愛い後輩」である教育実習生は「なんとか頑張ろうとする姿」を見せてくれるだけでOKなんです!
授業をわかってもらうために頑張る姿を見せてくれるだけで価値があります。
そして、その姿が子どもたちに伝わることで、前のめりに授業を聞いてくれるのです。
もちろん一教師として「わかりやすい授業」を追い求めるのは重要です。
特に授業の腕をあげるちょこっとスキル (授業づくりサポートBOOKS)で紹介されているような、「授業中の気遣いスキル」は大切で、授業内での気遣いを積み重ねることで子供からの信頼を得ることもできます。
しかし、まずは「わかって欲しい」という熱量を感じてもらうことが大切。
教育実習に真摯に向き合うことで「授業の質」をカバーすることができるので、しっかりと授業準備をして、子どもたちとの関わりを楽しんでください!
教育実習では「子どもとの関係」を中心に考えればOK
前述の通り、実習期間中は「子供との関係」を中心に考えればOKです!

先生との関係は気にしなくていいの!?
と考えると思いますが、そこまで気にしなくて大丈夫。
その理由は「先生は基本的に優しいから」です。
気を遣ったり、言葉遣いや学ぶ姿勢は必要ですが、先生の多くは優しくサポートしてくれます。
もちろん、周りの先生に甘えすぎるのはダメですが、前向きに実習を頑張る姿勢があれば「先生の関係」をそこまで気にする必要はありません。
とはいえ「子供との関係」はかなり重要視しなければなりません。
その理由は「子供の方が率直な評価をするから」です。
子供は率直な評価を下し、それを言葉や態度で表現してきます。
もちろん前述した「頑張る姿勢」を見せることができれば、その姿勢をしっかりと評価してくれます。
一方で「頑張る姿・自分から関係を作ろうとする姿」がなければ、子供は熱量を見抜き、それ相応の評価しかしてくれません。
まずは自己紹介からガッチリと好印象を得て、距離を縮めていきましょう。

「教育実習の満足度を高めるためには、大人より子供の関係を優先すべき」これを念頭において、子供との関係性をしっかりと固めていくことをおすすめします!
教育実習が不安な方へ送るアドバイス3選
本記事では「教育実習に不安を感じている人」向けに記事を書いてきました。
今回紹介したアドバイスを意識して実習に臨むことができれば、

教育実習充実してたな〜!!!
と人生の中でも輝く思い出を作ることができるはずです。
最後に「教育実習生におすすめの書籍」を紹介しますので、ぜひ参考にしながら最高の実習生活を送ってください!
