こんにちは、ババロアです!
私が学校で働いている時、「挨拶ができていない!」と文句を言う先生をよく見ました。
まずは先日のツイートです。
挨拶できないことを注意する方に自分から挨拶をしない人も多々いる。
目を見て自分から挨拶すれば、たくさん挨拶を返してくれます。
挨拶してほしければ自分から!— ババロア@教育ブロガー (@blogger_study) 2019年4月23日
挨拶について文句を言うのに、自分から挨拶をしようとしない先生って意外と多いんですよね。
この記事では、「挨拶」について考えていきたいと思います。
・挨拶について考えられます。
・挨拶を返してもらうための取り組みを知ることができます。
挨拶してくれない理由の半分は自分が原因
「挨拶ができてないな~」と不満を言う先生が各学校必ずいます。そして、私もその一人でした。
元気よく「おはようございます。」と挨拶しても、蚊のような声で返す子どもが大半で、まるで空気のように通り過ぎていく子どももいました(しかも少なくありません)。
挨拶を無視されると、やっぱり悲しい気持ちになるんですよね。
そして「せっかく挨拶しているのに」と上から目線の考えを持っていました時期もありました。
しかし、この状況を受けて、「挨拶がなってない!」と文句を言っても子どもたちが挨拶を返してくれるようにはなりません。
自分なりに理由を模索しながら、挨拶を返してもらうための運動を始めたのが「まずは自分からあいさつ運動」の始まりです。
子どもは誰を見て行動しているのかを知りましょう
子どもが挨拶を返してくれない=挨拶を返さなくても良いと思っている
このような状況があるのは事実で、その理由を知る必要がありました。
学校という狭い社会の中で、「挨拶をしなくても良い」と思わせてしまう原因はどこにあるのでしょうか。
答えは簡単で「教員の挨拶する姿」です。
これは教員から子どもに対するものだけではなく、教員同士の挨拶も含みます。
教員から子どもに対しては比較的多くの先生がしっかりと挨拶します。
しかし、教員同士の挨拶はどうでしょうか。
子どもに対して挨拶する姿と同じように挨拶をしていない先生も多くいます。
それはなぜか。。。
子どもへの挨拶が仕事になっているからです。
子どもに「元気に挨拶をしましょう」と言っている以上、子どもに対して挨拶をするのは当然で、それは仕事となります。
しかし、教員同士の挨拶は意外とできておらず、小さな声でする先生もいます。
その姿を子どもたちが見ると、「挨拶はこんなもんでいいんだ」と思うのは当然で、子どもたちも挨拶をしなくなってしまいます。
教員の挨拶は消極的でも、子どもたち同志は元気に挨拶している姿を見ると、「教員の世界と同じ」と思いませんか。
8割の子どもが挨拶してくれるようにするために
「委員長を集めてあいさつ運動」よりも簡単に挨拶をしてくれるようになる方法があります。
POINT
・目を見て挨拶する(挨拶してくれるまで目を見る)
・名前を呼んでから挨拶する
・教員同士も元気よく挨拶する